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スマホ料金のしくみ

こんにちわ。かずるです。
今回は「スマホに関わる料金のしくみ」について書きます。
スマホを利用するには、携帯電話会社と契約する必要があります。
昔なら電電公社(現NTT)と契約すれば、「黒電話」と「電話代」で済んだのですが、携帯電話になってから「データ通信料」が料金構成に加わって、料金体系が変わりましたよね。
この「データ通信料」に「パケット」やら「ワイファイ」やらが出てきて訳が分からない!って事をよくお聞きします。
今回はこの辺りを解説する記事を書きたいと思います。

スマホ料金のしくみ

  • 最初に必要なものは「回線契約」と「スマホ端末」
  • 月額料金は基本使用料+通話料+データ通信料+オプション料の4合計
  • データ通信の方法は「モバイルデータ通信」と「ワイファイ」の2種類

◆最初に必要なものは、回線契約とスマホ端末本体

スマホを使うには、携帯電話会社との「回線契約」と「スマホ端末」が必要です。


「回線契約」は、NTTドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイルなどの
携帯電話会社(キャリア)と契約します。
「スマホ端末」は、以前は契約する携帯電話会社で購入する事が通常だったのですが、契約者情報を記録した「SIM(シム)カード」が抜差しできる頃から、本体をスマホ販売業者から購入する事もできる様になりました。

少し話がそれますが、この「回線契約」が入っている「SIM(シム)カード」を自分で抜差しできるタイプのスマホの事を「SIMフリースマホ」などと呼んでいます。
また日本では、携帯電話会社経由で購入したスマホは、他社の「SIM(シム)カード」が使えないようにロックがかかっていたため、このロックを解除できる事を確認する必要があります。
この事を「SIMロックの解除」と言います。

まずは、この「回線契約」と「スマホ端末」本体の2つが、スマホを使う際に必要だと理解して下さい。

◆月額料金は基本使用料+通話料+データ通信料+オプション料の4合計

さて、上記の「回線契約」時に決める毎月の料金プラン「月額使用料」に関する説明をしましょう。
月々の利用料金は、基本的に以下の4つで構成されています。

(1)「基本使用料」
携帯電話会社との契約に基づく基本料金です。契約プランにより金額は違いますが、月額固定の料金がかかります。
(2)「通話料」
電話の通話料金です。契約プランに基づく通話時間に応じた通話料金がかかります。
(3)「データ通信料」
メールやインターネット、動画視聴、アプリなどの通信にかかる料金です。
送受信したデータ量(パケット)に応じて課金されます。
(4)「オプション料」
携帯電話各社が設定しているオプション(追加)料金です。
留守番電話サービスやスピード割増などの課金だけでなく、割引サービスなどの減額も、オプション料金としている事が多いです。

どの携帯会社も料金プランの基本的な構成は、ほぼこの4つとなります。
月々の料金プランは、定期的に新しい料金プランが発表されており、毎月見直しできる様になってきているので、定期的にご自分の利用に適した料金プランに見直した方が良いでしょう。

◆データ通信の方法は「モバイルデータ通信」と「ワイファイ」の2種類

これまでにも記載した様に、メールやインターネット、動画視聴、ラインや地図などのアプリを利用する際にも「データ通信」はスマホに必要不可欠なものですので、「データ通信」について少し説明しておきましょう。

「データ通信」の方法には、大きく分けて2種類あります。
1つ目の方法は、携帯電話会社の提供している「モバイルデータ通信」で、基本的には通信データ量(パケット)に応じて課金されます。

通信データ量(パケット)は、ギガ(GB、ギガバイト)=10億バイトとかメガ(MB、メガバイト)=100万バイトで表現されます。
ゲームをしたり動画を見たりすると「モバイルデータ通信」をたくさん使用する事になり、請求時に「データ通信料」が高額でビックリしたりします。
そのため各社の料金プラン(○○放題やギガホ)には、「モバイルデータ通信」の上限容量を設定できる様になっており、知らないうちに「データ通信料」が高額にならない設定ができます。

2つ目の「データ通信」の方法として「ワイファイ(Wi-Fi)」があります。
「ワイファイ」とは無線LANの事で、スマホやパソコン、テレビ、プリンタなどと、構内設置アンテナ(ルーター)を無線(ワイヤレス)で構内ネットワーク(Local Area Network)する仕組みです。

インターネット回線がある家や店、ビルで「ワイファイ」に接続してスマホを利用している分のデータ量は、基本的に「データ通信料」に課金されません。
その事もあって、家でたくさん動画を見たり、長時間ゲームをするのであれば、インタネット回線を導入して「ワイファイ」に接続する方が良いと言われています。

では、今回のまとめです。

スマホ料金のしくみ

について書いてみましたが、ご理解して頂きましたでしょうか?

  • 最初に必要なものは「回線契約」と「スマホ端末」
  • 月額料金は基本使用料+通話料+データ通信料+オプション料の4合計
  • データ通信の方法は「モバイルデータ通信」と「ワイファイ」の2種類

本当はスマホを買う前に、このあたりの知識を持った上で、携帯電話会社で契約した方が良いのですが、実際には良くわからずに契約窓口に行ってしまい、その場で説明を聞いて、よく理解できないままに契約。
結果、窓口で3~4時間もかかってヘトヘト(-_-;)
な~んて話しはよく聞きます。
スマホを初めて購入する際は、この辺りに詳しい子供や孫と一緒に行くのが良いのかもしれませんね~。

では、今回はこれにて失礼します。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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