スマホのセキュリティ対策
こんにちわ。かずるです。
今回はスマホ利用で気になる「スマホのセキュリティ対策」に関する記事を書きます。
スマホの普及によりスマホを対象にした悪意あるソフトウェアやWebサービスが増加し、個人情報流出や遠隔操作などの被害にかかる機会が生じています。
また、スマホは携帯性に優れていますので、紛失、盗難、悪用されるリスクも高くなっています。
スマホのセキュリティ対策
- まずは3つのセキュリティ対策を
- 盗難・紛失に備えて
- こんなことにも注意しよう
※当記事中の設定方法は、機種やVerにより違いますので、ご了承願います。
◆まずは3つのセキュリティ対策を
スマホはガラケーより高機能で操作性が高く、様々なアプリを利用したり、アドレス帳や写真等の情報を大量に保存したりできるなど、小型で高い利便性を備えています。
その一方、情報漏洩などを引き起こす危険なアプリも存在しており、利用者自身で情報セキュリティ対策をする必要があります。
まずは、次の3つの情報セキュリティ対策をしましょう。
1-1.OSやアプリは、常に最新の状態にアップデートしましょう
スマホのOSやアプリは、完璧なものではありません。
「機能強化」もありますが「脆弱性(ぜいじゃくせい)」といってセキュリティに関する欠陥が見つかることもあります。
これが攻撃対象となると、管理者権限を奪取され、結果として重大な被害に遭う可能性が高くなります。
OSやアプリは、こうした欠陥(脆弱性)を対策するために、常にアップデートされていますので、出来るだけ最新の状態を保つことが必要です。
アプリは、自動アップデートを利用して、常に最新の状態で使用するようにしましょう。
1-2.セキュリティ対策アプリを導入しましょう
スマホをセキュリティ対策をしないで使用していると多くのトラブルに合う可能性が高くなります。
最近、スマホからは多くのウイルスや危険アプリが発見されているので注意が必要です。
こうした悪質な行為に対抗するために、スマホに対応したセキュリティアプリの導入がお勧めです。
セキュリティアプリは、有料、無料のものが数多くありますので、「セキュリティアプリ」で検索し、機能比較して必要なセキュリティアプリを導入しましょう。
【参考】各キャリアのセキュリティ対策
・ドコモ あんしんスキャン
https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_anshin_scan/
・SoftBank スマートセキュリティ
https://www.softbank.jp/mobile/service/smartsecurity/
・au スマートパス
https://www.au.com/entertainment/smartpass/
・楽天モバイル スマートフォンセキュリティ
https://mobile.rakuten.co.jp/fee/option/sp_security/
1-3.アプリは信頼できる配布者から入手しましょう
ウイルスの感染ルートは、悪質なアプリのインストールからがほとんどです。
スマホのアプリを入手する場合、公式のアプリストアで配布されているアプリは安心できますが、Webサイトから入手するアプリには危険なものがあります。
特に、提供元不明なアプリや信頼できる配布者でないアプリはインストールしないようにしましょう。
スマホの設定では「提供元不明のアプリ」はインストールしない設定にしておきましょう。
◆盗難・紛失に備えて
スマホには、アドレス帳の個人情報以外にも、通話履歴やウェブアクセス履歴、メール本文、写真や動画などの画像データ、利用しているアプリに集約した情報等、大量な情報が蓄積されています。
これにより盗難や紛失してしまった場合には、大量の情報が漏洩したり不正使用されてしまう危険性があります。
スマホの盗難や紛失した場合に備えて、次の対策をしておきましょう。
2-1.スマホの画面ロックを設定しましょう
スマホのパスワード設定を行い、ロック機能を利用しましょう。
【android】「設定」「セキュリティ」「画面ロック」
【iPhone】「設定」「画面表示」「自動ロック」
2-2.SIMカードロックを設定しましょう
SIMカードのロックは初期状態では無効になっていますので、有効にしましょう。
また、初期設定のパスワードは「0000」となっていますので、パスワードも必ず変更しましょう。
SIMカードをロックする必要は、もし盗難に遭った際にSIMカードを抜き取られて、他のスマホに差替えられると、そのまま皆さんの通信回線が使用されてしまうのを防ぐためです。
スマホ盗難と同様にSIMカードにもロックをかけましょう。
※「SIM PIN」入力は、次回起動時より必須となります。
【android】「設定」「セキュリティ」「SIMカードをロック」
【iPhone】「設定」「電話」「SIM PIN」
2-3.リモート機能を設定しましょう
リモート(遠隔)からの強制ロックやデータの強制消去サービス、位置情報の確認サービス(置き忘れ/盗難)等を設定しましょう。
【android】android.com/find にアクセスし「デバイスを探す」を起動
【iPhone】icloud.com/find にアクセスし「iPhoneを探す」を起動
◆こんなことにも注意しよう
3-1.外出先で公衆無線LAN(Wi-Fi)に接続する時は注意しよう
スマートフォンは、携帯電話の回線を利用する方法以外にも、無線LANスポットを利用することができます。
町中で、提供元が不明な無線LANスポットを利用して通信を行うと、データが盗聴されるなどの危険性があります。
無線LANを利用する場合には、携帯電話事業者の提供する無線LANスポット等、信頼できる提供元の無線LANを利用するようにしましょう。
パスワード保護の無い公衆無線LAN(Wi-Fi)に接続する時は、通信を暗号化するVPNアプリなどを利用しましょう。
例)ノートン WiFi プライバシー(ノートン セキュア VPN)
https://jp.norton.com/products/norton-secure-vpn
3-2.SNSの友だち設定に注意しよう
多くのSNSは、アプリを起動した際に、端末内の連絡先アドレスや電話番号を利用しています。
アプリインストール時に同意の確認がありますが、あまり考えずに同意しているのが現状です。
その結果として自分の友だちが他の友だちに表示されたり、友だち追加されたりすることにもなりますので、アプリのプライバシー設定などを確認し、適切な設定にしましょう。
3-3.位置情報(GPS)使用に注意しよう
位置情報がONになっていると、写真に撮影場情報が埋め込まれたり、所在が追跡可能となってしまう事があります。
多くのアプリで位置情報を共有していますので、どのアプリが使用しているのか、定期的に確認しましょう。
【android】「設定」「アプリ」「詳細設定」「アプリの権限」「位置情報の権限」
【iPhone】「設定」「プライバシー」「位置情報サービス」「自分の位置情報を共有」
※参考にさせて頂いたサイト『みんなでしっかりサイバーセキュリティ』
https://www.nisc.go.jp/security-site/index.html
今回のまとめです。
スマホのセキュリティ対策
- まずは3つのセキュリティ対策を
- 盗難・紛失に備えて
- こんなことにも注意しよう
スマホは携帯性に優れていますので、どうしても紛失、盗難、悪用されるリスクが高くなってしまうので、セキュリティには気をつけたいですよね。
最後に、「消費者ホットライン」を紹介しておきます。
「有料登録をした覚えのない請求画面が表示される」「無料と聞いていたのに高額な請求が来た」など消費者生活相談でどこに相談して良いかわからない場合は
一人で悩まずに、「消費者ホットライン」188にご相談ください。
地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口を案内してくれます。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
では、今回はこれにて失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
当サイト(シニアあんしんクリエイト令和)では、わかりにくい用語を解説する記事をどんどん書いて公開していきたいと思っています。
記事にしてほしい内容があれば、こちらまでお気軽にご連絡下さい。